◆原口あきまさの上に僕の名前が!

THE まねリーマン(旧芸名 まねリーマン三上)

2008年02月11日 20:08

今回は初めて全国放送の「ものまねバトル」に出るまでの悲しい裏話をしましょう。
当時「ものまねバトル」にどうしても出たかった僕は、
オーディションの時にとにかく自分で似てないと思っていたネタも相当やったんです。


そこで引っかかったのが「佐野元春」さんと「小椋佳」さん。
結局全国放送でやったネタは「小椋佳」さんでした。
前回のブログで○○○と隠していたのは「小椋佳」さんでした。
期待以下でしたよね。すいません。歌った曲は「さらば青春」でした。


若い人には「誰?」って思われるかもしれませんが、
「佐野元春」さんは30代後半の方の青春時代にヒット曲を連発させた人。


「小椋佳」さんは浜松の人には相当なじみの深い超有名人で、かつて、第一勧銀の浜松支店長を勤め、夢を捨てきれずシンガーソングライターになり、その後美空ひばりや布施明などに曲を提供した、現在も活躍しつづけているベテラン歌手なんです(という認識でいます。間違ってたらごめんなさい)。


昨年末のNHK紅白歌合戦でも美空ひばりのVTRとコラボでデュエットしてましたよね…。
あの人です。
その時に歌った「愛燦燦」をオーディション用に用意したのにできなかったんです。


そもそも僕が「小椋佳」さんをやり始めたのには理由(わけ)が…。
かつて看板屋の営業をしていたときに、病院の看板の営業をしに、
整形外科の院長先生のところを訪ねた際、
話が盛り上がり仕事の話そっちのけでものまねの話に。


「三上くん、そんなものまねができるなら、うちのリハビリ施設で今度ものまねやんない?」
と聞かれたんです。


やりたいのはやまやまだが、お相手はご老人の方々。
アニメや若いアーティスト、若手芸人のものまねを得意とする僕にとって
この客層は、今の平成生まれの連中に昭和天皇のものまねをするのと同じくらい
結果が見え見えの負け戦だったんです。


先生にはその説明をして丁重にお断りしました。そこで思ったのが、
「どんな客層であろうと喜ばせられなきゃいかん!!」
ってこと。


じゃあ、ご高齢の方には何がウケるのか?
はっきり言ってど演歌を歌う演歌歌手しか思い浮かびませんでした。
CDショップを回るも、買うのも恥ずかしいし、
この歌手と決めてもどの曲がヒットして知名度が高いのかが分からない…。


あきらめかけた時にテレビでふと流れたうなぎパイのCMを見て
「これだ!!」
と思ったんです!
何かをヒット商品を開発した人の開発秘話みたいですが、僕の中ではそんな雰囲気でした。


そうなんです!
地元浜松で有名な小椋佳ならご高齢の方はもちろん、若い方にも分かる方はいる!
僕をテレビに出させてくれた「小椋佳」様に今も足を向けて寝られません。


2年前くらいにうなぎパイファクトリーに見学に行ったとき、
まわりの子供やカップルは2mはあろうかといううなぎパイのオブジェと写真を撮っていたんですが、
僕だけは一人だけ当然のように小椋佳の等身大パネルと共に写真を撮りました。
心の中で「夢の共演」とつぶやきながら…。


今回の写真はこれ!この写真をよ~く見てください!
ものまね芸人、原口あきまささんの名前の上に僕の名前が!!
念願の全国放送の番組に出ることになって、収録前日のリハーサルの時にたまたま廊下に貼り出されているこの紙を見てびっくりして思わずシャッターを押してしまったものです。
こんな素人の僕の名前が載ってる!しかもまわりに載っている名前は豪華な顔ぶれ…。
優越感ですよね。何より先にこれを撮ってしまいました!

次回予告:
「コージー富田イチ押しの新人としてTV出演」

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